News

カイン学長ご一行を駒場キャンパスにお迎えしました。

2013.04.01

4月1日から4日にかけて、ベトナム国家大学ハノイ校人文社会科学大学より、グエン・ヴァン・カイン(Nguyen Van Khanh)学長、レ・ディン・チン(Le Dinh Chinh)東洋学部学部長、チャン・ディエップ・タイン(Tran Diep Thanh)国際関係課副課長をお招きし、学内の視察などを行っていただきました。4月2日には、石井洋二郎総合文化研究科長および伊藤たかね副研究科長との会談を開催しました。

カイン学長一行 学部長室01.jpg カイン学長一行 学部長室02.jpg
研究科長室にて(1) 研究科長室にて(2)
左前: カイン学長 左奥: タイン副課長 左前: カイン学長 左奥: タイン副課長
右前: 岩月准教授 右中央: 石井研究科長 右: 石井研究科長
右奥: 伊藤副研究科長  
   
DSCN5075 - コピー.JPG  
ゼンショープログラム室にて  
左よりチン学部長、タイン副課長、カイン学長  

 

追記: 人文社会科学大学のホームページに、学長ご一行訪日の記事が掲載されました。http://ussh.vnu.edu.vn/hieu-truong-cong-tac-tai-nhat-ban/7632        記事原文はベトナム語のため、以下、日本語訳を紹介します。

本学学長が日本を訪問しました

4月初旬、石井洋二郎教授(東京大学大学院総合文化研究科長)の正式な招待を受け、グエン・ヴァン・カイン学長が日本を訪問しました。

人文社会科学大学と東京大学大学院総合文化研究科は、2011年11月18日に日本研究拠点の設立に関する覚え書きを交わしています。

この拠点の活動が始まって、すでに3年間が経過しました。両校のトップは、今後も両校の学術研究と教育に関する良好な協力関係を維持・発展させていくことを望んでいます。

今回の訪問にあたり、カイン学長と石井研究科長は、2013年4月2日、東京大学にて、2013年4月1日から2年間の両校の協力関係の延長に関する文書に調印しました。

石井研究科長、伊藤たかね副研究科長のほか、ゼンショープログラム執行委員の齋藤希史教授、清水剛准教授、岩月純一准教授が人文社会科学大学代表団を迎え、調印式に参加されました。

この会談でカイン学長は、東京大学総合文化研究科が本校の教員と学生の日本での学習・研究活動に対し熱意ある援助を行ってきたことへの感謝の意を表明するとともに、今後も同様の協働と支援を賜りたいとの希望を示しました。

カイン学長はまた、これまでに行ってきた研究活動を維持するとともに、いくつかの研究活動をこれから両校のあいだで展開していくことを約束しました。

石井研究科長は、カイン学長に感謝の意を示すとともに、これまでに古田元夫教授が培ってきた研究活動と教育活動における両校の協力関係を高く評価するとともに、今後もこの関係を重視し、関心を払っていくつもりであることを表明しました。

東京大学大学院総合文化研究科との意見交換・調印式のほか、カイン学長は、日本ベトナム研究者会議会長である古田教授、白石昌也教授らベトナム研究者たちと会談するとともに、東京大学のゼンショープログラム事務所、講堂、図書館、および現在、東京大学が整備をすすめている最新式の会議室を見学しました。

                       執筆者:チャン・ディエップ・タイン                       執筆日時:2013年4月10日 16:05

« 前へ 次へ »